トイ・ストーリーシリーズ総まとめ! 〈トイ・ストーリー5〉公開前に親子で読みたいピクサーの物語

2026年の夏、ピクサーの人気アニメーションシリーズ〈トイ・ストーリー5〉が公開されます。2019年の〈トイ・ストーリー4〉以来、およそ7年ぶりとなる新作で、世界中で愛されてきたおもちゃたちの新しい冒険が描かれる予定です。公開は2026年6月19日予定。今回は、子どもたちの関心が「おもちゃ」から「デジタル機器」へと移り変わる時代を背景に、おもちゃたちが新たな課題に向き合う物語になると言われています。

新キャラクターとして登場するのは、スマートタブレット型のおもちゃ「リリーパッド(Lilypad)」。ウッディやバズ、ジェシーたちは、子どもたちの関心をもう一度取り戻すために、自分たちの存在意義を考え始めます。この設定は、現代の子どもたちがデジタル機器に親しんでいる現実を映しているとも言えますね。

それでも、トイ・ストーリーシリーズの核心は変わりません。「子どもが成長するとはどういうことなのか?」 という問いです。

"A toy's only as good as the kid who loves it."
「おもちゃの価値は、それを愛してくれる子どもによって決まるんだ。」
— ウッディ(トイ・ストーリー2)

親子で読みたいトイ・ストーリーの物語

〈トイ・ストーリー〉— 新しい友だちができたとき
アンディにとって一番大切なおもちゃだったウッディ。でも誕生日にバズ・ライトイヤーがやってきて、状況が変わります。自分の居場所を失うかもしれないと不安になるウッディは、バズと競い合いますが、やがてお互いを理解し、かけがえのない友だちになっていきます。新しい友だちやきょうだいなど、初めての関係を経験する子どもにぴったりの物語です。

〈トイ・ストーリー2〉— 選択のとき
誘拐されたウッディを助けるため、バズたちは冒険に出ます。しかしウッディは、ジェシーたち新しい仲間と出会い、迷い始めます。博物館に残って永遠に大切にされるのか、それともアンディのもとへ帰るのか この選択は子どもたちにも身近なものです。
「もう少しここにいたい」
「でもやっぱり帰りたい」

ウッディの選択は、本当に大切なものは何かを考えさせてくれます。

トイストーリートイストーリー2レックスの だいぼうけん

『トイストーリー』 | 『トイストーリー2』 | 『レックスの だいぼうけん』 © Disney·Pixar

〈トイ・ストーリー3〉— 本当の別れ
大学へ進むアンディ。おもちゃたちは誤解から保育園へ送られ、自分たちは捨てられたのだと思ってしまいます。でもウッディはこう言います。「ぼくたちはゴミじゃない。」 卒園や引っ越しなど、子どもが初めて経験する別れの場面に、やさしく寄り添ってくれる物語です。

〈トイ・ストーリー4〉— 自分の道を見つける
この作品でウッディは、自分の役割について悩み始めます。アンディのおもちゃだったウッディは、ボニーのもとで新しい生活を送りますが、自分の居場所を見つけられずにいます。そしてウッディは、新しい道を選びます。これは子どもたちが成長の中で向き合う「自分とは何か」という問いと重なります。

トイストーリー3トイストーリー4バズの ひ おめでとう!

『トイストーリー3』 | 『トイストーリー4』 | 『バズの ひ おめでとう!』 © Disney·Pixar

日常をテーマにしたスピンオフ作品も楽しめます。

〈ハッピー・バズ・デー!〉— 日常の大切さ
トイ・ストーリー30周年を記念した物語で、〈トイ・ストーリー4〉の後の新しい冒険が描かれます。ウッディやバズ、ジェシー、フォーキーたちが登場し、特別な出来事でなくても、日々の時間がどれだけ大切かを教えてくれます。「ずっと一緒にいよう」よりも、「今日この瞬間を大切にしよう」 そんなメッセージが心に残ります。

〈レックスのぼうけん〉— 勇気を出す
レックスは少し臆病な恐竜。でも仲間と一緒に冒険することで、少しずつ勇気を見つけていきます。「自分は勇気がない」と感じている子どもに、「大丈夫、ひとりじゃないよ」と伝えてくれる物語です。


そして注目の新作〈トイ・ストーリー5〉

〈トイ・ストーリー5〉— おもちゃとテクノロジー
〈トイ・ストーリー5〉では、おもちゃたちはこれまでとは違う問題に直面します。子どもたちの関心が、
おもちゃからタブレットや電子機器へと移っていく時代。新しいおもちゃ「リリーパッド」の登場によって、彼らは自分たちの役割を見つめ直します。この物語は、こんな問いを投げかけてくれそうです。子どもにとって「遊び」とは何だろう? そして、おもちゃにはどんな意味があるのだろう?

トイ・ストーリーはこれまでも、時代が変わっても変わらない「友情」と「想像力」の大切さを描いてきました。道具は変わっても、物語や関係の価値は変わらないのかもしれません。今の子どもたちは、紙の本だけでなくデジタル画面でも物語に出会います。大切なのは、どんな形で読むかではなく、その物語がどんな体験を残すかということかもしれません。

PENTAの縦スクロール絵本も、ただ画面で読むだけではなく、子どもが自分でめくりながら物語に入り込める新しい読書体験を目指しています。デジタルデバイスでも安心して楽しめる、やさしいコンテンツを届けたいと考えています。時代が変わっても、良い物語が子どもの心に残ることは、これからも変わらないでしょう。